こちら(指圧をはじめとする一般的従来の施術)はこちらで、価値があると思います。どういう視点で見つめてるかの違いで、「指圧や鍼の方がいい」と評される方もたくさんいらっしゃいます。
自立整体セラピーでは、根本解決目的に特化しており、従来型の施術は一切考えていません。
以下は、私が経験の中でいかにして「コリが解放されていくのか?」を考えたものです。もし間違っているようでしたら、ぜひご指摘いただけませんか?自立整体セラピーを比較検証するための検討材料として活用していただければ幸いです。
指圧
まず患部のツボ(血流のバイパス交差点みたいなもの。「トリガーポイント」とも言われます)を押す事で、血流がいったん止まります。
パッと指を離した瞬間、止めた分の勢いで血流が一時的に激しくなり、淀んだ血管中のゴミ(つまったコレステロール等)が流されていきます。
しかし道路の渋滞と同じように、いったん流れがよくなってもその先がつまっていれば、やはり大きな変化は見込めません。よって全体をまんべんなく緩める必要が出てきます。こちらこそが、「全身を緩めなければならない」とよく言われる主な理由です。根本解決目的に、相反する行為となってしまいますねぇ・・・。
ストレッチ
喜んでくださる方たくさんいらっしゃり、自衛官当時から研鑚を重ねてきた集大成です。「ストレッチだけじゃ不安だな・・・」と感じていた当時に、師匠である山本健正と出会いました。
例えば「足が攣る」という状況は、どうやって起こるのか?最も有力だと考える説は、疲れた状況下で、筋肉が異状に収縮した時だと見なしています。
よって伸ばす限りには、さほど問題はないものと思います(伸ばしすぎて、筋肉繊維が異常を来してしまう事もありますから、適切さも重要です)。収縮した筋肉を伸ばせば、基本とても心地いいです。そういった意味においては、根本解決になりそうなものを見つけましたから、今はそちらに特化させていただいています。
即効性かつリラクゼーションを望まれる方にはうってつけです。しかし個々人の習慣性で、どれだけ持続されるかは個人差があります。常時筋肉を伸ばされている方は、それだけ効果が持続しやすくなります。
鍼
患部であるツボに刺す事で、周辺の神経細胞が刺激され、活性化されます。活性化されたその患部に、治癒反応が集中します。即効性があり、ギックリ腰等緊急に対処しなければならない症状に対応するには、適しているかと思います。しかし継続して受け続けると、刺激が習慣化され、さらに強い刺激を与える必要が出てきます。
コリリンにしてみれば、「おぃ、また何か来たぞ。適当に相手しとけゃ」といった具合になってくるかもしれません。根本解決目的とは、かなり縁遠いんじゃないでしょうか?
また、鍼はかなりピンポイントな技術を要します。資格取得したばかりでは、信頼されるまでに時間がかかるそうです。確かに実際不安ですね・・・。
灸
患部であるツボに据える事で、ジリジリと熱される事で改善される温熱療法。もぐさやビワの葉等、体質改善に好影響を及ぼすものも。鍼と比較的似ており、こちらも即効性があります(準備とアフターフォローに手間がかかるんじゃないでしょうか?)。
体を温める事によって、基本体は病気になる前の状態へ近づいていきます。私のイメージでは、症状を診て処方する場合が多いんじゃないかと観ていますが、実際はどうなんでしょう?
こちらも鍼と同じく、継続し過ぎると体が慣れてしまい、さらに強い刺激を与える必要が出てきます。
※指圧や鍼灸は、国家資格です。私にはできません。先日、鍼灸師を目指す方とご縁をいただき、確認しました。「指圧」「マッサージ」と「整体」は、大きな違いはないと解釈しています。国家資格か、民間資格かの違いです。
一般的セラピー
いろんなやり方・考え方のセラピーがありますが・・・
どれくらい、どのように変わりたいのか?によります。
スゴイ!と評されるような方からズバッと指摘されるなら、変化はしていくでしょうが・・・
その方の影響によって変われたんであり、
【自分自身で気付けたから変われた!】と、どれくらい感じれそうですか?
自発的かつ主体的に、どう変われそうですか?
素晴らしいセラピーほどに、「これで十分」という思いになりませんか?
私たちは、無限の可能性を秘めています。「これやってればバッチリ」「分かった」・・・、盲点に気付けないまま自分と向き合おうとするでしょうか?
【あなたがいいと考える基準】で歩み続けた結果・・・。
「そういう施術・セッションもいいんじゃないですか」と認めてはいますが、私個人としてその施術法は、仮にできたとしても使わないだろうと見なしています(コリがしっかり緩んだかを確認するためにも、ストレッチは活用する場合も)。そして「適時期」「何をする事が旬?」かどうかを、しっかり見極めるよう配慮しています。
理由1.本当の意味での根本解決にはならない
全身を緩める場合、浅く広く表面的にしかできなくなってきます。本気で根本解決を望まれるなら、潜在的コリを見つめ向き合っていかなければなりません。
表面的にしかできないとなれば、その場しのぎで終わってしまう事が多くなります。耐性菌やさらに深いコリができ、コミュニケーションは鈍化し、結局病因をさらに作り出し増長されてしまいます。明らかに矛盾した施術です。
自立整体セラピーにおいては、患者様が解決したい課題に焦点を当てています。
根本原因は、幼少期の記憶をはじめとする生い立ち(過去生も含む)です。人間は、動物でありながらも霊性を備えています。奥底に封じ込めた感情を味わいきらなければ、確実に根本解決できない問題があります(心と脳と体の調和)。
過去の過ちは、成長した今のあなたにしてみれば、大半は些細な出来事です。今のあなたなら、そんな問題をどうやって解決しますか?渦中にいる時は、【忘れる】のが最適なのかもしれません。痛みを避けようとする行為は、根本解決から見れば、完全に逆効果です。成長し解決できるようになったなら、できる限り思い出し、解決できるよう努められる事をお奨めします。
またその問題の「痛みの役職(ランク)」を、どこまで持っていくかで施術方針が大きく変わる場合もあります。
理由2.コリ(痛み)と争っている
「うつぶせ施術がない理由」にあるとおり、背中や腰が痛む理由の大半は、「前傾姿勢」です。どこかの大元に不具合があって、そのしわ寄せとして結果的に痛みが表面化してきてます。
コリだって、コリになりたくてなっているわけじゃありません。コリになるしかなかった理由があります(コリと対人関係、コリリン)。その理由を知りもせずに、強引にねじ伏せようとするかのような印象です。体を制圧しようとしていませんか?体は、元々ご主人様であるあなたを一途に慕っています。
コリや潜在意識、どうしても悪者じみた扱いを受けている場合が多いです。彼等は、「過去の記憶」を根拠に、あなたに語りかけています。もし「過去の記憶」が一切なかったとしたら、どんな問題が起きるでしょう?ご主人様(あなた)を慕う彼等を、どう扱っていますか?
もしあなたがコリの立場なら、どう感じるでしょうか?
当院では、「根本解決」に特化させていただいています。
大きくこの2つの理由から、現施術・セッションをさせていただいてます。自立整体セラピーにおいては、この考え方や施術方針に基づいた提供が、これから出会うあなたを幸福に導き得ると見なしています。
理由3.あなたを自立から遠ざける中毒性
あるセラピーを日本に広めて20年という方にお会いしました。彼から感じたのは、強烈な依存性です。創始者の言いなりに動き、来てもらう度に肩や腰の
癒しを受けているそうです。
お会いした時、体のあちこちが痛んでと、すごく喜んでいただけました。結果、本施術にいらしていただけたんですが・・・
特に変化を望まない、興味本位な点が浮き彫り化されました。課題を引き出そうにも、ご本人が嫌がっている・・・何のために来たのか?かなり複雑な気持ちになりました。
結局彼には、フリーマインドセラピーさえもできない状況でした。ご主人様であるご本人の言葉しか、体は受け付けてはくれません。そのセラピーの大家だと憧れを抱いていましたから、いたく傷つきました。
そのセラピーに限った事ではなく、素晴らしいと思える施術・セッションほどに、危険性が伴います。あなたが関わっている施術師・セラピスト・メンターさんは、あなたをどうしようと考えていますか?あなたとどんな関係性を築いていきたいんでしょうか?
東京練馬で、根本解決の整体なら・・・